2017年11月23日 (木)

埴原一亟古本小説集

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今年の夏ごろにふと出版された『埴原一亟古本小説集』(埴原一亟(著)/山本善行(編)/夏葉社)を読んだ。

明治生まれの作者が戦前、戦後にまたいで執筆したらしき短編が7話掲載されてあります。

それぞれ別の話しっぽいのですが、たまに主人公の名前が同じであったり、
境遇が似ていたりするので、本人の私小説的な部分も大きいのかも知れません。

「ある引揚者の生活」で樺太からの引き揚げ者を扱ってたりして、
新鮮に読めたし、どれもじわじわと内面に波紋を広げるような話しで、
当時のひとの体温を感じるような文体と内容にとても引き込まれました。、

中でも気に入ったのは、「翌檜(あすなろう)」というお話しで、
ゴタで屑本をあさって、たまに見つけた珍本などのせどりで生計を立てるという、
当時の底辺の人々の生活や心情なんかを実に素直に書き残していて、
読んでるうちに自分のことにようにすら思えて来るような、現実味がありました。

もしブックオフとかでこの小説を見つけて、
転売している人が読んだらどんな気持ちになるのだろう、と想像するとなんだかしみじみします。(w

他にもこの本では一番の長編「生活の出発」はサスペンス(?)的な展開もあって、かつ、当時の商売人の苦悩というか、
ぶっちゃけ借金問題とか、が物凄くリアリティがあるので、普通に引き込まれました。

他にも「十二階」「枇杷のころ」なんてのも胸に迫る作品ですし、
「かまきりの歌」なんかもとてもいい。

他の作品も読んでみたいと思い、検索してみたところ、
古書はとんでもない高値になっていて、現代では本人がなかなかせどられているみたいです。(w

本当に読みたいので、
なんとかこの作品をきっかけに今一度、全作品を出版して欲しいところです。

いや、いい本を読みました。

こんな人肌のあたたかい小説、なかなかないですよ。




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2017年10月 8日 (日)

デリカシー体操

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ヨシタケシンスケ氏の『デリカシー体操』(グラフィック社)を買ったのは1年前くらいなんですけど、
御紹介するのは今、というくらい自分内レヴューが溜まってるわけなんですけど…、
「あるかしら書店」をはじめとして絵本の方も最近沢山出してらっしゃるので、
そろそろ無理してでも御紹介しておかないと時代に乗り遅れるかな、と。

こちらの本はヨシタケシンスケ氏の可愛くてちょっと癒されるようなイラストがページにまばらに並べられたものなんですが、
観る角度によってはすごく詩的だったりもする、ちょっと味わいの深い一冊で、
読み進むのにとても時間がかかります。

読み飛ばして行くとあっという間に読めてしまうかもですが、
個人的にはすぐ立ち止まっては何度もその小さなイラストを眺めてしまうので、
相当時間のかかる一冊でした。

日常のささいな出来事とかを真空パックにしたような、
とても心を癒すイラストの数々。。。

ノスタルジックなあるあるネタ満載なので、
結構、普遍的だと思います。

最近気づいたのですが、
これはまさに現代の「北斎漫画」なんだと思います。

北斎が未だに評価を受けるように、
きっとこの作品も遠い未来にも評価されている気がします。




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2017年9月13日 (水)

アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)

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小沢健二と日米恐怖学会の『アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)』(福音館書店)を読んだ。

まぁまぁ字のある本だけど、挿絵も多いので、小学校の中高学年くらい向けの絵本って感じだ。

内容はハロウィーンをテーマにしたお話しなんだけど、
絵と文字のバランスとか滑らかな展開とか、とても愉しくて愉しくて、
子どもの頃に戻って夢中で読んでしまった。

結果、大人に向けられたノスタルジックなファンタジーだったんだけど、
もう、胸に滲みるというか、目が潤むというか、
とにかく素晴らしい作品でした。

一番は小沢健二氏の文章の良さで、
おそらく自身の子どもとかをイメージしながら書かれたんだと思えるようなやさしさがにじみ出ていた。

実は、こんな風に世界を感じることを忘れてしまった大人にこそ読んで欲しい一冊です。

言うまでもなく、できれば家族で愉しんだ方がいいかもとゆう本当の意味で「一家に一冊」って感じですね。

BGMには『フクロウの声が聞こえる』もどうぞ。

こちらも子どもたちへのメッセージを込めたような歌詞があるとてもやさしい歌でしたのでオススメです。

きっと、あなたの心に子供の情景が蘇ると思います。

Happy Halloween。wink




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2017年9月 1日 (金)

ルビンの壺が割れた

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宿野かほる氏の『ルビンの壺が割れた』を読んだ。

新潮社のキャッチコピー募集の宣伝戦略によって、
発売前にネット上で全文を公開されていて、
その時に一度読んでいたのですが、
書籍になって書店に並んでいると気になるもので、
軽く読める本だし、ちょいと購入してまさかの二度目の読書となりました。

物語はフェイスブックでかつて結婚寸前までいっていた女性を発見した50代の男性が、
女性にメッセージを送信したことから始まります。

徐々に、相手の女性からも返事が来るようになり、
その往復書簡の形式で全篇が描かれているのが特徴といえば特徴です。

学生時代に恋した気持ちや、想い出話しなんかを織り交ぜながら、
彼女が何故、結婚式当日に現れなかったのか?その真相へとふたりのやりとりは近付いて行きます。

サスペンスっぽく読むと、なんか伏線がどうとか言われがちですが、
二度目を読むと、なにげにヒントが散りばめられてあったりして、
そういう種の伏線みたいな仕掛けはあったんだな、と思いますし、
これはこれで良いのではないかと思いました。

最初ネットで読んだときは、ちょっと読後にモヤモヤしたところがあったのですが、
書籍版で書き換えてあった最後の一文にそのモヤモヤがスカッとさせられました。

この小説のキモとなるのはその最後の一文だったんですね。

ネット版では、長いネタ振りに対してのオチが無かったのが逆に気持ち悪かったってとこなのでしょう。
…むしろ、こういう感想を予測して、あえてネット版であの一文に差し替えていた気がしなくもないですが、
このオチでこそこの小説の切れ味となるのは間違いないでしょう。

結論から言うと、結構、面白く読めました。

読み易いし、いい暇つぶしになる一冊ですので、是非読んでもらいたいです。

p.s.折角フェイスブックでのやり取りという現代的な要素を使っているのに、縦書きなのが残念でした。
絶対、これは横書きでないとアカンやろ…。



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2017年8月18日 (金)

最も危険なアメリカ映画

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町山智浩氏の『最も危険なアメリカ映画-「国民の創生」から「バック・トゥ・ザ・フューチャーまで」-』(集英社)を読んだ。

実はだいぶ前に読んでたのですが、
感想とか書くのが面倒臭かったので放置しておりました。

ですが、
12日に起こりました米ヴァージニア州シャーロッツビルの白人至上主義者の集会での事件を受けまして、
真っ先に頭にこの本が浮かんだので、さらっと御紹介しておこうかな、と思いました。

書店では映画関連の本棚に置かれてあると思いますが、
実はこの本、映画を紹介する内容というよりも、
古くからノアメリカ映画の成り立ちを解説しながら、
主に黒人差別とどのようにして映画がかかわって来たのかを細かく説明した本なのです。

そこには本当に酷い差別意識があって、
それが今も途絶えていないこと、
アメリカ社会に根付いていることを伝えています。

南北戦争で国民が奴隷から解放されようとも、
なかなか人権が認められなかった歴史やなんかにも触れており、
非常に興味深い内容でした。

そういった時代の流れを受けてのタランティーノ作品だったり、
タイトルにもある『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だったりの観方もまた変わって来るやも知れません。

逆に白人至上主義がどのようなものなのか、
今考えるときに役に立つ一冊となることでしょう。

血塗られた歴史と長い暗闇、
映画好きでなくとも是非、御一読戴きたいものです。




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2017年7月27日 (木)

Self-Reference ENGINE

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円城塔の小説『Self-Reference ENGINE』(早川書房)を読んだ。

一応、SFというジャンルになるのだろうか、シュールで摩訶不思議な内容なので、
ひと言ではとても言い表せない。

全20篇のバラバラの短編からなる時空や宇宙を股にかけたとんでもなく壮大な物語なのですが、
読後には全くの無のような感想しか残らない。

かといってつまらないわけでもなく、、、けれども知り合いに薦めるにもちょっとためらわれる謎の一冊。

個人的には前半のそれぞれが孤立したシュールな世界観が少しずつ絡み合って行く様が好きだったのですが、
後半になると巨大知性体の部分がまどろっこしい文章で説明的に広げられるので、
わりと理解するのにしんどかったし、
急に面白さが理数系に方向転換している気がして、今一つ入りきれないのが正直なところでした。

それでも最後まで独特の文章とアイデアとで満ちていて、
大変刺戟的な作品だったので軽く御紹介しときます。

…ときどきぼんやりと妙にこの作品のエピソードを憶い出してしまう変な残響が脳内に未だにあります。

(特に)前半は結構広くオススメ致しますので、是非御一読下さい。

あなたの中の知性体が何かしら刺激を受けるのを期待してます。

p.s.解説文がこんなに有難かった小説は他に無いです。(w



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2017年4月23日 (日)

火花

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又吉直樹先生の芥川賞受賞作『火花』(文春文庫)を文庫化を機に読みました。

ざっくりあらすじを説明すると、
全然売れない若手漫才師の主人公が、
神谷という先輩芸人の師弟関係となり、その彼と過ごした日々を物語として描いた青春小説です。

全体として短いながらも"お笑い"についての論考、希望を伝える良書だと思いました。

僕的には前半がとても好きで、花火大会のシーンとか結構やるな、という感じだったのですが、
ほんとに正直申しますと、「これが芥川賞でいいのか?」という感じで後半は読んでいました。

もっと青春時代の挫折やなんかも描いて欲しかったし、
時間流れの無常さや、友情やなんかも切り込んで欲しかったです。

最後なんてほとんどコントみたいな落とし方してますし、これは話題性が先行したと思われても仕方ないでしょうね。

まぁ、この作品だけがどうってわけではないですけど、
10年くらい前からの芥川賞は明らかに質が落ちているので、
本当にこの作品が一番だったのかも知れませんけど…。

受賞作として読んだ場合、こんな感じで「文学ヲワタ」っていうのが率直な感想になります。

ただ、作家、又吉氏には今後も期待できるというか、
もっといいものを書いてくれそうな予感はあります。

ときどき凄く良い文章もあり、幾つかメモしましたし。

そんな感じで、あまり心には残りませんでしたけど、
さらっと読んでお笑いについて考えてみるのも面白いかも知れないです。

"これ性の笑い"への敬畏を描いた純文学という珍しい作品です。confident

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2017年4月 5日 (水)

騎士団長殺し

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この年の3月中旬から4月にかけて、私は村上春樹の『騎士団長殺し』を読んだ。
通勤に向かう電車に揺られながら、あるときは布団に入ってから眠りに落ちる前など、読書に使える時間は限られてはいたが、その何日かの日々はこの書籍と共にあったと確実にいえる。
といっても、無論すべての私の時間が読書に費やされていたわけではない。そろそろ齢もとり、集中力がいささか弱まっていたのかも知れない。(決して、小説がつまらなかったわけではない。)
ただ、湯船に浸かる間も、若い人妻とベッドを共にする間も、ボックサンのカステラケーキを食べている間も、私は小説がどのように展開していくのかを想像しては心躍らせていたのをはっきりと憶い出せる。

本を片手に持ち歩く私に、その物語は中世のヨーロッパを舞台にしたような歴史的なものか、あるいはファンタジックなものであるかと尋ねる人もあったが、断じてそういう話ではない。
タイトルの『騎士団長殺し』とは、ある画家が屋根裏部屋に隠していた一枚の絵画のタイトルであり、主人公は画家(絵画教室の講師をしたり、肖像画を描いたりしている絵描きなので、画家と呼ぶには正確ではないかも知れないが)であり、
あるとき彼が妻に離婚を言い渡されたところから物語ははじまる。長く孤独なあてどない旅を経て、小田原の山奥にあるかつての日本画家・雨田具彦がアトリエとして利用し暮らしていた家に住まわせてもらうことになるわけだ。
そこで暮らす半年ほどの間に奇妙な出逢いと出来事が次々と起こる、そんな内容だ。

屋根裏部屋に隠すようにして残された一枚の絵、それが『騎士団長殺し』であり、オペラ『ドン・ジョヴァンニ』をモチーフとしたその絵は主人公の心を惹きつける。娘を誘惑しようとするドン・ジョヴァンニを攻撃して返り討ちにあった騎士団長が、心臓に剣を突き立てられ、血を噴出している。
悲鳴を上げるドンナ・アンナ、その絵の左隅には地面から顔を覗かせた謎の男"顔なが"が描かれていた。

ほどなくしてそんな主人公に肖像画の依頼が舞い込む。それは谷向かいに住む謎多き富豪の免色(メンシキ)という男からだった。
その男の本当の目的とは何なのか?とにかく、主人公はその男と出逢うことになる。そんなある真夜中、静まり返った闇の奥から鈴の音が聞こえてくる…。

前半部分をざっと振り返っただけでも、なかなか興味を惹く展開ではないか、と私は思った。そこにはミステリアスでありながら、多くの興味と興奮を焚きつける何かがあった。
この先はこのブログを読む人にとって、いささか障害であるかもしれないので、ネタバレ要素は排除して説明することになるが(ブログの読者なんてひとりもいない筈なのだが)、読後にはわかるような書き方で記しておこうと思う。

『第1部蘇るイデア編』『第2部遷ろうメタファー編』と副題があるのだが、これはいつも表面的にはとても簡単なようでいて、実はなかなか巧妙かつ丁寧に書かれた村上作品(龍ではない)を文章の上っ面でしか読めない読者へのヒントみたいなものを提示してあるのが今回の一番の面白い部分ではないだろうかと感じた。それはまるで「切れてるチーズ」に切れていると説明書きがあるように。
そういう方面から物語を紐解くのは確かに難解なのだが(女性の胸の大きさへのこだわりを指摘したり、女性と簡単にベッドを共にする主人公に嫉妬を抱いたりするのはなんて楽な生き方だろうか?)、そんな概念すら持たない読者にとっては良い気づきになるかも知れない。
出版後によくいわれた南京虐殺への記述についてもそうだが、ある種、東北の震災やアウシュビッツなどの記述についても、賢明な読者であれば、それは強力なメタファーであると気づくべきなのだ。
「神曲」の地獄編のような、後半のメタファーの洞窟のくだりにしても、拡大して解釈するならば、"人類の歴史(時間)に内包された地獄"をそれこそメタファーとして描いたものであり、この作品全体が、その傷からの再生を導こうとして書かれたものであると感じとれるものである。
だから、というか、この作品は多くの謎を残してはいるが、閉じられた形で終わっているのだろう。その謎の多くはまだこの世界の誰にも解かれていないのだから。

今回、私が興味深かった点は、免色という男の存在の持つ「悪」について。60章のタイトルにもある「もしその人物がかなり長い手を持っていれば」より少し引用する。
-免色の家からまりえが自分の家を眺めた時の描写について-、「彼女の家は谷を隔ててすぐそこにあった。空中に手を伸ばせば(もしその人物がかなり長い手を持っていれば)、ほとんど届いてしまいそうなところに」(456ページ)
この部分を読んではっとなったのが、冒頭のプロローグ(プロローグはたいてい冒頭なのだが)に出てくる"顔のない男"の描写だった。
「彼はとても長い手を持っていた。」と記述されてある。そこにクローゼットを開けようとしてやめた"免色ではない免色"がこの顔のない男ではないかと推測される。
そして、顔のない男はハッピーエンドとなった物語の後日も、主人公の元を訪れ、少女まりえのペンギンのお守りを返そうとはしていない。

これに気づいた時に、免色の持つ「悪」と、物語が単純なハッピーエンドでもなかったことに、つまり完全に環が閉じれられていないことに、私は驚愕した。
それと同時に、もしかしたら、「第3部彷徨うプシュケー編」とか「第4部迫り来るパイドン編」あるいは「第5部踊る踊る大メトニミー編」なんてものが描かれるかもしれないと、これまで思いも寄らなかった期待を小さな胸に抱いてしまった。

あくまでも希望的観測だが、"私"や"免色"の物語はまだ続いていくのかもしれない。

ひとつの観念として。

p.s.偶然にもこの記事が記念すべき当ぶろぐの3500目の記事になりました。coldsweats02ありがとーdollar

 

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2016年5月20日 (金)

県庁そろそろクビですか?

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本屋さんにて、目に留まった『県庁そろそろクビですか?:「はみ出し公務員」の挑戦 』(円城寺雄介/小学館新書)という一冊。

タイトルとか内容ではなく、
表紙がまんま江川達也っぽい絵柄だったので、
またどんな奴がこんなヘタクソな劣化パクりイラスト描いてるんだ、と手に取ってチェックしてみてびっくり。

なんと、表紙イラストは江川達也氏本人のようだった。

最近、漫画描いてない気がしてたけど、(※もしかしたら何か連載してるかも知れないけど調べてない)
ここまで画力が落ちているというか、もしくは手抜きの仕事しているとは、情けない。。

そろそろ漫画家クビですわ。(w




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2016年4月 9日 (土)

犬にいいものわるいもの

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『犬にいいものわるいもの』(臼杵新 (監修) ウスキ動物病院院長 造事務所編著/三才ブックス)を買った。

人間の食べ物とか子供のおやつなどを扱ったこのテの本はブーム的にあちこちで出版されてたけど、
ペットものはあんましみたことがなかったので手に取ってみた。

基本的に1ページに1商品を写真入りで成分なども含めて何がよくて何がわるいのかを説明してあるのがわかり易くていい。

フードからおやつから、
掲載されてある商品もわりとよく見かける品だし、
とても参考になった。

◎○△×で分類されていてすぐに判別できるのもOKです。

犬好き人間にはオススメのいいほんです。




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