2008年6月29日 (日)

半島を出よ

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たった9人の北朝鮮の武装ゲリラが福岡ドームを占拠したら、、そんな奇抜なアイディアにこの物語は現実をシミュレートする。

そのディティールは緻密でリアリティに満ちている。しかし村上龍は「日本国がウロタエる」だけの、ただそのリアリティだけを追及する程度の作家ではない。昭和歌謡大全集で生き残ったイシハラをはじめ、社会非適格者である者(多くは少年)たちが、偏向した知識・傑出した感性を用いて無謀にも熟練された兵士相手に立ち向かう姿を希望を込めて描く。

作中、記者や医師からアナウンサーや市職員、更には驚いた事に北朝鮮の兵士まで、あらゆる立場の人間の対応を彼等のバックグラウンドを下敷きに描きながら、感覚的に我々読者に「平和というモラトリアムの中で生きている」事を実感させてくれる。

そして後半、第11章へ突入した時、村上龍が描きたかった総てがまるで汚物のように吐き出される。この章の為にこの小説は書かれたものだとすら思う。この時代を生き抜く、そのヒントがそこにある。

作中の言葉を借りるなら、この本を読むか否か「それはお前の自由だ。」

この作品はフィクションだが、これを読む貴方の心のドキュメントを常に感じて欲しい一作。

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2008年4月27日 (日)

エイガ批評宣言

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今日は江頭2:50のエイガ批評宣言を読んだ。

ヒトコトでゆうと「映画に対しての愛情の深い」気持ちの善い本だ。

松本人志のシネマ坊主よりも遥かに映画ファンに薦めたい良書だと想う。

江頭2:50豊富な映画の知識量は勿論、

意外に正確な映画の観方には舌を巻いた。

好きな映画でだいたいの性格とか判るけど、

このヒトは芸風と違って凄く繊細な人間かも知れない。

とりあえず、

映画ファン必読の一冊かも。

エガちゃんステッカーも付いてるヨ!

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2008年4月 2日 (水)

貪欲デイズ

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今日はスカシカシパンを喰べながら、

中川翔子しょこたんぶろぐ/貪欲デイズを読んだ。

ブログ部分のみならず書き下ろし漫画やイラスト、写真も満載で読み処、

多ス。

貪る様に読んだス。

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2008年2月12日 (火)

KY式日本語

41hcsnawmol__bo2204203200_pisitbdp5 今日は北原 保雄(編著) 「もっと明鏡」委員会(編集)KY式日本語-ローマ字略語がなぜ流行るのかを読んだ。

KY=空気読まない」的な略語を一冊にみっちりまとめた本だ。

ローマ字略語が流行ってるのかどうかはさておき、

とりあえず便乗したんだろうけど、

まぁ、つまんない。

欠伸しながら読み進むうちに、

ふと、

MP=ムダパワー」が載ってるかな?と調べてみたら、

MP=前髪ぱっつん」だった。

…略す意味あんのかよ。

つか、

KY」とかがもうサブいって時代の空気を読んだらどうだ。

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2008年2月11日 (月)

年収4000万にこだわる理由

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今日は西川史子年収4000万にこだわる理由を読んだ。

意外と女性らしくない論理的なモノの考え方だった。

西川はSとゆうより父性だから多くのヒトに嫌われるのだと想う。

ま、僕には何の関係ない本でしたが。

哲学は持つべきだと想うので批判は無い。

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2007年12月19日 (水)

仏教

Bukyo 今日は渡辺照宏仏教(岩波新書)を読んだ。

あんまりこのポップで可愛いブログに本とかは書く気はなかったのだが、

今回はちょっと書いてみることにした。

この本を読んでいて気づいたのだが、

仏教ではシャカが死んだ時

八つの部族がその遺体を取り合って争ったらしいのだ。

…ここでジョジョファンならハッとしてくれた事だろう。

そう、

スティール・ボール・ランで主人公達がレース中に分断された何者かの遺体を集めているのは、

このエピソードにもとずくものだろう。

読む限りSBRでは多分、キリストの遺体なのだが、

おそらく荒木氏は仏教のこの話をキリスト教に入れ替えて描く気なのだ。

確か、

キリスト教では、

イエスが死後にも復活したため、

そのような事にはならなかったのだが、

それをあえて描こうと。

なかなか今後の展開を含め興味深いものになりそうだ。

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2007年12月 9日 (日)

テレビの中で光るもの

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今日は銀色夏生テレビの中で光るものを読んでみた。

詩人としての視点テレビを観るとどうなるのか

とわりかし興味津々だったけど、

全くテレビとゆうものを分析出来てなくて、

がっかりした。

しかも逆にかつて詩を読んでいた時のちょっとクリアー浮世離れしていた好イメージがモロに壊され、

結局は下世話な一般人種としてこのヒトも生活していたんだな、

マイナスを大きく感じた。

イメチェンなら失敗だと想う。

出版社的にはナンシー関亡き後の穴埋めとして抜擢したのかも知れないけど、

文章似顔絵共にナンシーの100分の1くらいのレベルではお粗末過ぎる。

光るものが無かった。

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2007年7月17日 (火)

iPodは何を変えたのか?

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今日はだったので、

iPodを聴きながらスティーブン・レヴィiPodは何を変えたのか?を読んだ。

iPodの誕生からアップルを中心としたそれにまつわる様々な動きが興味深く書いてあった。

中でも個人的にやはり気になるのが「ポッドキャスト」の項目だったが、

意外にもページが割かれてあって、

南部格納庫

くらい読み応えがある。

この本に書かれてある「ポッドキャスト」の定義・概念はなかなか正確だと想う。

また、

野外でシャベリを録音するものとかを「シャドウキャスト」として区別されてあるのも今回初めて知った。

南部格納庫

」くらいためになる。

一つの製品とかでも色んなドラマと歴史があるものだなぁ、と想う。

南部格納庫」くらい想う。

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2007年5月20日 (日)

現代殺人百科

Img_8530 今日はコリン・ウィルソン現代殺人百科を読んだ。

多くの猟奇殺人の事例が種類毎に詳しく載っているので興味深い。

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2007年5月17日 (木)

自分の中に毒を持て

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今日は岡本太郎氏の自分の中に毒を持て-あなたは''常識人間''を捨てられるか-を読んだ。

実はポッドキャストを創めた頃に途中までは読んでいたけど、

そのまま部屋の隅に山積みになってたのを片付けてて見つかったので最後まで読んでみた。

当初、

確かにスタンスとして参考にした部分も多かったけど、

読んでなかった部分もちゃんと太郎っぽく出来てた気がする。

「コミュニケーションを拒否する激しいコミュニケーション。」

その「自由で切実なオリジナリティ」を、

「モナリザ将軍」の初期段階ではかなり意識していたけど、

まぁ、その姿勢に御墨付を得た気がした。

ありがとう、太郎。

モナリザ将軍はこれからも爆発し続けます。

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2007年2月 1日 (木)

遺産

2007130日に作家のシドニィ・シェルダンがお亡くなりになりました。

大人になってからはぜんぜん読んでないけど、、

天使の自立は好きだったなぁ、。。

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2007年1月19日 (金)

蔓延する偽りの希望

Murakami 今日は村上龍蔓延する偽りの希望(すべての男は消耗品である。Vol.6)を読んだ。

実のところ、

最近、20冊程度読みかけていた本があったが、

どれも途中でつまらなくて放り出してしまい、

集中力が無かった訳だか、

この本は面白かったので一気に読めた。

『すべての男は消耗品である。』のシリーズはどれもたいしたことのないエッセイのシリーズなので、

期待していなかったものの、

この『蔓延する偽りの希望』はかなり力の入った内容でかなり勉強になった。

日本的なコミュニティについての考察とか、

近頃感じる事が多い状況にあったこともあって、

興味深く読めた。

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2006年12月16日 (土)

リンダ・リンダ・ラバーソール

Rinda

今日は大槻ケンヂ氏の著書リンダ・リンダ・ラバーソールを読んでみた。

彼の著書を読むのはかなり久しぶりだが、

相変わらずの文体でのほほんと読ませて戴いた。

80年代後半から90年代初頭にかけてのバンドブームを題材にしたエッセイだが、

これがやたら懐かしいとゆうか、

ノスタルジーに浸れる雰囲気でほっこりした。

歳がバレるが、

あの時代にやっぱりバンドブームの影響を受けざるを得なかった世代として、

当時を振り返ると、

確かに受け手としても同じ空気を共有していたのだと判った。

アイドルポップスからロックバンド音楽にシーンが移行して行くあの巨大な渦は、

それだけ多くの人の青春を巻き込んでいたのだろう。

そんな著者の体験と、

当時の恋人との関係、

バンドマンの憂鬱、

やがて訪れる崩壊。

この本で総てが記されているわけではないが、

おおよその空虚感はあったように想う。

ただあの時代に何も無かったのではなく、

何かが確実に存在していたその証が、

今も大きくシーンに横たわっているように感じる。

筋少脱退に対しての彼の弁明のような本だったが、

再結成した今は意味の深い一冊になったのかも知れない。

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2006年10月23日 (月)

哲学

Tetsugaku

7日前が誕生日だったので、

今日は松本人志&島田紳助哲学を読んだ。

数年前に出版された本だが、

近頃少しお笑い的なポッドキャストを始めたせいもあって、

大御所の二人の哲学を学ぼうと想い、

ちょいと手に取ってみたワケだ。

しかもまぁ、

開始当時に非常に意識していた『松紳』とゆう番組の関連本とゆうことで、

これは読んどかんとあかんな、とゆうか。

最近になって聴き始めた松本人志の放送室の方が似ててびっくりしたけど。。

全体的に、

人志松本氏の有名著作遺書よりも哲学が深まっていたので、

想っていたよりも遥かに楽しめた気がする。

特に前半の「笑いの哲学」の部分は、

身につまされる箇所もありつつだが、

今後の参考になると想う。

あとは、

人志松本が初めて明石家さんまについてのコメントを記しているのが興味深かった。

それだけでちょっと貴重な書物な気がする。。。

後半の「人生哲学」も面白いが、

個人的にはもともと考え方が似ている人等なので、

人生に於いての参考にまでは至らなかったけど。

けれどもまぁ、

読み易いし、

その辺のタレント本よりは余程しっかりした内容なので、

若者等がこうゆう本に触れて、

哲学的な思考を学んでくれるのはすごく善いことだと想う。

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2006年7月31日 (月)

シネマ坊主2

Cinema2

今日は暑いし、

独り喫茶店アイスコーヒーなんかを飲みながら人志松本シネマ坊主2を今更ながらに読んでみた。

いろいろと興味深い作品について語られているので、

次々に読み進めてなかなか爽快な本だった。

これだけ色々な作品が列挙されると、

だんだん自分と意見の喰い違うものとかも出て来てそうゆう部分でも面白かったと想う。

ただ本の感想としては、

結局は人志松本映画とゆうより自分を語っているだけなのだなと想った。

そうゆう意味で★は6つくらいかな。

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2006年6月19日 (月)

中流絶滅

Churyu 今日は小林よしのり『新ゴーマニズム宣言15/中流絶滅を買ってみた。

忙しい中、

ちまちまと読み進み、

なんとか『わしズム春号』を読み終えたのが昨日。。

その途端の新刊だ。

これがホントに毎度のことで結構腹が立つ。

「もしかしてオレが読み終えるタイミングを計っているのか!!?

取り敢えず、

まだまだ休ませてくれないようだ。

もっと柔らかいモノが読みたいのに…。

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2006年6月17日 (土)

青春と変態

今日は変態の会田誠氏の小説青春と変態を読んでみた。

トイレのノゾキに目覚めた変態主人公高校生が、

スキー合宿でのノゾキを計画、実行する話だ。

主人公の日記形式で書かれてあるので、

変にこちらも他人の秘密を覗いているような錯覚にとらわれる。

普段、生活する上では変態の心理なんて全然理解する気もなかったけど、

読み進むうちに主人公に親近感が沸いて来て、

何となくだが同感させられたりした。

どうも単純な心理による性衝動の発露でもないのが少し垣間見れた気がした。