2019年7月19日 (金)

OBATALA

Obatala


オバタラのアルバム『OBATALA』を聴く。

マイアミのレーベルTK傘下のDASHから1977年にリリースされたアルバムです。

ラテン系のドラマー、マイケル・ミカラを中心としたサウンドは、
黒いっちゃ黒いけど、ソウル・ファンク混じりのフュージョン的な印象が強く残る。

リリースから40年近く経とうとしてるけど、
『Shades of September』なんかのメロウなAOR風な曲はいつ聴いても実に心地好い。

『Funk-a-Fried』も恰好好いゼ。

これ1枚で解散してしまったのが普通にただ残念である。




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2019年7月18日 (木)

金剛寺さんは面倒臭い(4)

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とよ田みのる氏の漫画『金剛寺さんは面倒臭い』第4巻を読む。

以前御紹介したときには過去作品の集大成みたいなところを絶賛したりしましたけど、
この4巻では"漫画としての冒険(実験)"がそれに加わる形で開華しており、
もう、最高傑作へまっしぐらな感想を持ちました。

具体的には、
樺山君が「おっぱい触る」のに普通に1年も物語が経過してしまうところとか、
5段に別れたストーリーが交差していく物語進行とか、
突然カラーページ挿入で視覚的に驚かされたりとか、
「多世界解釈」では選択によって4つの話しが展開する形式だったり、
あとは最終回でもないのに一気に全員の未来を描いていたり、と、
とにかく読者を愉しませるために手が込んでいる

挙句、最後には「地獄VS極楽」なんて超気になるエピソードが今後描かれることを予告されたり、
(※そのくせ本編とは関係ないとかウケる…(w)

まとめると今回は、物語的には時間軸を滅茶苦茶飛び回るのが面白かったですね。
それでいて破綻していない。

あと、前にも云いましたけど、この方の漫画には「脇役がいない」のもはっきりしましたし、
ヒメが結構目立ってきたのも善かったです。

いったいこの先、どうなっていくのか、
どれくらい続くのだろう(続いてくれるんだろう)、
どういう結末が待っているんだろう、という「総ての先が読めない」状態なのが最高でした。

表紙の中折りにも書きおろしがあったり、
表紙剥がしてもちょっとあったり、
一冊の漫画本でこの満足度はちょっとハンパないです。

 




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2019年7月17日 (水)

楽園のヤキメシ ナシゴレン[サイフォンコーヒー ワラジヤ]

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純喫茶発掘隊は、
ポートタワーの横っちょにある中突堤中央ビルのグルメ横丁へ行ってみた。

Warajiya20190715

1階のおみやげ物のお店が閉まってたり、
グルメ横丁も閉店している箇所が増えてシャッター化して正直、寂れてしまってました。

その中で、テレビ番組とかで度々目にしてた『ワラジヤ』さんを発見したので、
想わず入店しておりました。

久保田利伸から西村由紀恵、m-floやベニーKなど、
やけにミュージッシャンのサインが飾られてるな、と想ったら、
kiss FMのそばだからか、と納得。

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サンドイッチセット(ハム&コーヒー)を美味しくいただきまして満腹でしたけど、

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この際なんで「楽園のヤキメシ ナシゴレン」ちうのも試してみようか、と注文してみました。

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こちらもめちゃ美味しくて、一気に平らげました。

出てから気づいたのですが、イチオシは「オムソバメシ」らしく、そちらもいつか試してみたいな、と想っておりやす。

あ、オレのサインは要らんかったんかな?


ウヂュラン評価:★★

Warajibow20190715
Yoichibow20190715



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2019年7月16日 (火)

広東風 唐揚げライス[海鮮広東酒房 香港香港]

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ランパス探検隊は社会問題にも取り組むべく、
最近の香港でのあれこれを議論すべく『海鮮広東酒房 香港香港(北長狭2)さんへ。

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「広東風 唐揚げライス」はしっかりした味でめちゃ美味しかったです。

スープも本格派の味ですのでやっぱランパスのファイナルシーズン後に普通のメニューも試してみたい一店ですね。


ウヂュラン評価:★★




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2019年7月15日 (月)

第18回 Kobe Love Port・みなとまつり

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皆さん、お待たせしました。

当ぶろぐではすっかり毎年恒例になりましたね。

『第18回 Kobe Love Port・みなとまつり 7.14-15 2019』へ行って参りました。

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高齢になっても恒例であり続けることの大切さをあらためて認識して参りたいと想う次第で御座います。

本日は晴れてはいたけど、黒雲があったりして、
猛烈な強暑だった去年に較べてうろうろし易い気候でした。

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早速、おしり探偵をその辺の女の尻を触りながら観て、
そのあと、食べ歩きを続けました。

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今年はやっぱりタピオカドリンクが目立ちましたかねー。

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珍しく夏なのに「かすうどん」なんてチャレンジャーもいました。

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他、今年から「カレーエリア」が開拓されていたのも印象的でした。

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まんぽこりんになったので、
韓国人歌手ソンユ氏の日韓バラードソングを聴いたりしました。

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umieも一部リニューアルされてて、ヴィレッジも4Fへ、また、「First Kitchen Wemdy's」もフードコートに出来てたり、
ジブリの店も改装が終わってたりしました。

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一足早い夏を満喫した一日です。




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2019年7月14日 (日)

ザ・キング

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ハン・ジェリム監督の映画『ザ・キング』を観る。

貧しき不良少年のパク・テス(チョ・インソン)だったが、
あるとき、検事を見てその権力に憧れを抱く。
それから猛勉強を積み、遂には試験に合格し、見事検事になる。

新人として働く中、ふと目にした「教師が生徒をレイプした」事件があり、
そのバックに為政者の存在を知りつつも、自らがその犯人を牢屋にぶち込んでやろう、なんてまっとうな正義感を持っていたのだが、
その事件を巡って先輩やその上のエリート部長ガンシク(チョン・ウソン)からの圧力に屈し、
事件を有耶無耶にする代わりに、出世の道を選ぶことを決めてしまう。

そして権力の1%の頂点を目指してピラミッドを登り始めるが…。

政治とその裏側、その中での栄枯盛衰 ・因果応報を描いた韓国映画にありがちな物語だけども、
この作品はとにかくテンポとその緩急のつけ方が巧くて、
2時間超えの作品なのにずっと集中して観れた。

前半イケイケだった主人公が後半、完全に落ち目になり、
飲んだくれの状態からその後の復讐劇まで、
逆に2時間ちょっとでよくまとめたな、と想うくらいなにかと濃い内容だ。

幼い頃からの友人ドゥイル(リュ・ジュンヨル)との友情など、
ちょっと泣ける部分もあるのだが、
韓流ブームのときから感じていたようなバイオレンスシーンのエグさがこの作品でも炸裂していて、
(個人的には平気だが、)
世の韓流ファンの女性的にはそういう箇所はどうなんだろうか?という疑問を抱く。
(…まぁ、案外女性の方がこういうの平気って説もありますけど。)

そんな権力争いと暴力とに満ちた作品ですが、
一ヶ所、グッと心に来たシーンがありまして、
落ち目でボロボロになったテスが、(調子のいい時期に浮気して捨てられた)元妻に逢いに行くシーンで、
スーツ姿でキメて「飯でもおごるよ」って誘うシーン、これが最高に善かった。

「何でも好きなもの頼めよ」って、連れて行ったのが「マクドナルド」ってのが最高にいい。
ちょっとした自虐ジョークにもなっているし、それでいて哀愁がある。

このシーン観たときに「この映画、最高だな」ってなりました。

その後で、人生の逆転を目指しますが、
そこで色んな伏線が回収されてあるのもお見事でした。

一番最後に蛇足的と想われる部分もありましたが、
何故、カッコよくキメた作品になるところをあそこまでおまけ的な部分を入れるのか。

たぶんですが、その「復讐の部分」に韓国のひとはカタルシスを感じるからなんではないでしょうか。

だからそこをあそこまでちゃんと徹底的に描かないと観客が納得しない、終われない、とかそういう配慮な気がしますね。

 




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2019年7月13日 (土)

モーツァルト:交響曲第29・34番

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ジェイムズ・レヴァイン(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のアルバム『モーツァルト:交響曲第29・34番』を聴く。

ウィーン・フィルがモーツァルトの交響曲全集に着手した3作目であったこの演奏は、
実に引き締まった演奏で躍動感に満ちている。

楽曲的に29番は3楽章以外再現部のあとにコーダを持つのが特徴的だったりします。

34番にもハイドンの影響がみられるのが印象的です。




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2019年7月12日 (金)

ダブル・テイク

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ジャッキー&ロイのアルバム『ダブル・テイク』を聴く。

ジャッキー・ケインとロイ・クラールの男女ジャズ・ヴォーカルの名デュオが1961年にリリースした傑作だ。

息の合ったボーカルワークがハンパなく心地好い。

男声と女声のユニゾンなんか今やれば流行りそうだけど、
ここまでのシンクロ率は難しいかも知れない。

あと、やはり流しているだけでお洒落だし、
さまざまな恋の情景が浮かんで来るのが好い。(・∀・)イイ!!

Cdとかだいたい買った時期とか場所とか覚えているんだけど、
このアルバムはいつの間にか家に在った気がする。

たぶん、恋してたときに買った1枚なのだろう。




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2019年7月11日 (木)

純和風かすていら

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小樽のファンの方から新倉屋さんの『純和風かすていら』をいただきました。

しっとりやわらかいかすてぇいりゃでめちゃ美味しかったです!!

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1つずつカットされているのも食べ易くて善かったです。


小樽の他のお菓子も沢山有難う御座いました!!

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おかけで梅雨も吹き飛びました。(意味不明)




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2019年7月10日 (水)

プラチナエンド(11)

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原作・大場つぐみ/漫画小畑健の漫画『プラチナエンド』第11巻を読む。

ラスボスっぽかったメトロポリマンを倒したあと、
テコ入れに次ぐテコ入れで新展開でなんとかギリギリ持ちこたえたか、という印象。

連載ペースをよく知らないのですが、
単行本が出るのが妙に遅いのは休載とかもしたりしているのかな?

人気がどれくらいの状態なのかは知らないですが、
画のクオリティの高さと物語の奇抜さでそれなりには人気がある筈ですよね。

けど、なんか単調な印象を受ける。

この巻でもずっとテレビ局上空で主人公らが議論になったりするのですが、
なんかこういうシーンばっか見せられている気がして仕方がない。
(いろんな対決があったのに記憶に薄い)

バカな市民の発言とかネット民の掲示板とか…わりと見飽きたし、
それがリアリティなのかね?という疑問を持つ。

今回は神の存在について哲学的な議論がなされるのだけど、
天使とか矢とか出て来るファンタジー世界の中でやられてもなんか入り込めなかったりする。

で、退屈になりかかったところで、
ちょっと急展開に。

このすぐさまテコ入れするところがなかなか迅速で面白いなぁ、と。

勿論、この作品の行き先も気になりますが、
大場つぐみの試行錯誤と編集者(?あるいは原作者本人)のテコ入れが何処まで読者の期待に応えられるか、
むしろその辺が愉しみになって来ました。(w

こっからの巻き返しには期待したいところです。

p.s.コミックス買ったかどうかいつも忘れるのでぶろぐに書きました。(w




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2019年7月 9日 (火)

チョコレートクラシックケーキ[Mother Moon Cafe ミント神戸店]

Mothermooncafe20190708

mint神戸のタワレコとかうろうろしたので、
『Mother Moon Cafe ミント神戸店』にて、
チョコレートクラシックケーキをアイスコーヒーで。

Mothermooncake20190708

時間帯がアレだったので結構空いててゆったり過ごせた。

Mothermoonbow20190708

チョコレートクラシックケーキは固めのやつで、
ヴァニラアイスとかクリームとかも添えられてて美味しかった。

勿論、喫煙不可だが、
上の映画館に行くと据えるよ。


ウヂュラン評価:★★

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2019年7月 8日 (月)

味噌バターラーメン+白めし[みそ吟 三宮センタープラザ店]

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ランパス探検隊は『みそ吟 三宮センタープラザ店』(三宮2)さんへ。

西館1階ですが、ジュンク堂前のエスカレーターのとこから表面に沿って大通りを西へ行くとすぐ見つかります。
地下とかに行ってしまうとおかしなことになります。

「味噌バターラーメン&白めし」を注文。

Misogin20190708ramen

味噌ラーメンはやや濃ゆ目で、麺も太目、
お店に行くまで知りませんでしたが札幌ラーメンのお店のようで、
バターとかも多分、北海道のものなのかな?という感じでした。

Misobow20190708

美味しかったので完璧に平らげました。

メニューもいろいろ豊富みたいなのと、
11日と22日は餃子が5個100円とからしくて、
お得そうなので、ランパスのファイナルシーズン終わったら行ってみてもいいかな。

 

喫煙:不可


ウヂュラン評価:★★

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2019年7月 7日 (日)

マダムとの喧嘩はなんのため

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ジョアン・ジルベルトのアルバム『ライヴ・アット・ザ・19th・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル』を聴く。

昨日、ジョアン・ジルベルトが亡くなったらしいことをニュースで知り、
一番、身近にあったこのアルバムを再生してみた。

ジョアンが54歳のときの録音でして、
実にギターと歌が一体したスウィング感あるボサノヴァ、
まさに心地好いという誉め言葉しか出てこない。

もともと「チン・チン・ポル・チン・チン」 という曲が、
ちんこの歌かな?と勘違いして買ったものの、
聴くとまさにタモリさんの適当に唄うボサノヴァの原型みたいな曲で、興味を持ちました。

それ以降はちゃんと音楽を愉しみましたけど。(w

特に控えめのボーカルでこれだけ気分を高揚させられるのは驚きでした。


ちなみにこのライヴの音源はブラジル盤とかと違い、
何曲かカットされたりしてましたが、
この紙ジャケ盤は2枚組としてだいぶ頑張ってて善かったです。


御冥福をお祈りします。

 




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2019年7月 6日 (土)

黒いマヨネーズ

Blackmanonnaise

ブラックマヨネーズ吉田敬『黒いマヨネーズ』を読む。

この人の考え方は何処か変わっていて、
もっと理不尽に毒づいているのかと期待していたけど、
案外、彼の思考は常識的な考えの上に成り立っているのだと確認できた。

かと云って、つまらないというでもなく、
小さな事柄についてブツブツと屁理屈をつぶやき続けているのが面白い。

松本の「遺書」みたいなお笑い論みたいな項もあれば善かったのだが、
あえて避けているのか、直球みたいな話題は少なかったように想う。

本当は、そういう真剣な吉田も知りたかった気がしなくもないが、
そうしないところにブラマヨ吉田の吉田たる所以なのかも知れない。

これを読んで判るのは、
彼の生き様が古いタイプの芸人であるということ。

また、スネて生きているということ。

だけど、彼は必死にお笑いの中に希望を見出そうとしているのが痛い程判る。

お笑い論こそ語られていないが、
彼のお笑い論はこの本の底辺にずっと語られてあった気がする。

ブラマヨ吉田は絶望と共に生きている。

彼の生き様総てが彼からのメッセージなのではないだろうか。

今後の活躍にも期待する。

 




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2019年7月 5日 (金)

プチジェリチェリー

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山形県のファンの方からサエグサファクトリーさんの『Petitjelly(プチジェリチェリー)』を戴きました。 

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何やら山形のさくらんぼを蜜煮してからジェリーで包んだお菓子のようでして、
めちゃくちゃ美味しかったです。
(※種はありません)

Cherry2

30分ほど半解凍したくらいが一番好みでした。

Cherry3

表面がちべたいチェリーでありながら中がシャーベットぽくてイイ感じでした。

ありがとうございました。




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2019年7月 4日 (木)

悪女/AKUJO

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チョン・ビョンギル監督の映画『悪女/AKUJO』(2017年/韓)を観る。

殺し屋として育てられたスクヒ(キム・オクビン)が、
育ての親であるジュンサン(シン・ハギュン)と結婚することになるが、
彼を殺され復讐するものの、その後国家の暗殺者として生きて行かねばならないことになる。

まぁ、このテのパターンではよくある設定なんですが、
とてつもないアクションシーン(結構エグいのが多い)と、
時間軸まぜこぜのストーリー編集で、飽きさせずに最後まで惹きつける力がある。

韓国映画の復讐ものの徹底的に冷酷で、残忍、容赦ないところが最大限に発揮されていて、
或る意味総てが「古臭い」筈なのに、何故か斬新な錯覚を覚える。

もう、救いが無い映画なんですよ、ほんとに。

けど、バイクシーンやらカーチェイス(特にバスの辺り)とか、
映像がめちゃくちゃカッコいいんだから観ずにはいられないという…、
終始、「新手の拷問か!」って感じで観てました。

物語が悲惨さを増すに連れ、
比例してキム・オクビンが美しさを増すのがまた凄くいい。

ウエディングドレス来てライフル構えてるシーンは印象深いです。

正直、「悪女」って意味は映画の内容にあってない気がしましたけど、
この映画のとんでもなさは一度体感して欲しい作品です。

 




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2019年7月 3日 (水)

シン・ジョーズ

Sinjoes

グリフ・ファースト監督の映画『シン・ジョーズ』を観る。

…御察しの通り『シン・ゴジラ』のヒットを受けて、
適当な邦題をつけられた米リカのB級映画です。

或る日、核実験によって進化を遂げたサメが海上に現れる。
原題「Atomic Shark」。

真っ赤な背ビレをしたその鮫は、
体内に核エネルギーを持っていて高熱を発しながら泳ぐので、当然それだけでも被害が出るほどヤヴァい奴。
そんな鮫が次々に襲いかかるといったパニック映画だ。

主人公らはライフセイバーの男女数名なのだが、
もう、その辺にいる女の子の方がかわいい気がするレヴェルの俳優さんで、
それだけで映像にB級感をもたらす。

ただ、それでも演技はそこそこ出来るので、その部分では日本の映画よりは層の厚さは感じたかも。

さて、この映画、正直、CGとかもヘボいし、
観る価値ゼロなんですけど、
何故か後半にちょっとした見どころがあった。

前半は、ドローンで鮫を撮影したり、
料理番組のロケがあったり、中途半端でモヤモヤしてたのですが、
いよいよ鮫と対決するとなったとき、
原子鮫とは別に普通の鮫の群れが数百匹(数千匹?)泳いで来るシーンがなかなか面白い。

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あと、恋人を失くしたビッチがヒロインを「(ダイナマイトで)殺してやる!」とか云って火をつけようとするシーン。
ヒロインが「フッ!」と息でライターの火を何度も消すのが笑た。

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…そこで初めて気づいたのだが、
この映画、かなりコメディとして描いてたつもりだったようです。(w

それでラストはネタバレしちゃいますけど、
原子鮫はヒロインを追いかけて丘に上がってしまい、メルトダウンして死にます。

大きなキノコ雲が上がり、その雲がサメの顔みたいに…って、そりゃヤッターマンやないか!!

Img_5461

ツッコミ始めたところで終わってしまいました。

…たぶん、はじめからツッコミまくってたらもっと愉しめたと想います。

もう二度と観ることは無いですが、
一度観てみよう、と想われた方は、是非、最初からコメディ目線で観ては如何でしょうか。

クソみたいな映画ですけど、そこそこ愉しめると想います。

 

 

 




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2019年7月 2日 (火)

ミックスサンド[セキ珈琲館]

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JKHKT(純喫茶発掘隊)は元ブラついでに久しぶりに(?)『セキ珈琲館』さんへ。

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梅雨で湿気た街を歩き疲れたので、
ミックスサンドとアイスコーヒーで、
空腹を満たすことにしたのだ。

Sekibow20190701

東京オリムピックであちらでは異常な喫煙化が進むようだが、
純喫茶でゆっくり一服してくつろぐ瞬間の快楽を奴らは一生知りはしまい。

 


ウヂュラン評価:★★

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Karaokebow20190701

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2019年7月 1日 (月)

すき焼き丼とラーメンセット[らーめん八番館]

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ランパス探検隊は梅雨をも跳ねのけ、
センタープラザB1階の『らーめん八番館』(三宮1)さんへ。

前回行ったときにはイチローも現役だったのに、
今では引退してたりしますが、
変わらず今日もイチロー選手とハチバンカン店主とのツーショツト写真が飾られておりました。

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ほんと大分経ちましたが、
醤油ラーメンの優しい味は何も変わっておらず美味しかったです。

新作らしい「すき焼き丼」も想ってたより量も多くて満腹りんでした。

八番館さんは引退せず、この素朴な味をこれからも繋ぎ続けて欲しいです。

ウヂュラン評価:★★

Sutopurikan

 

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2019年6月30日 (日)

フェリスはある朝突然に(2)

Ferris

ジョン・ヒューズ監督の映画『フェリスはある朝突然に』今日の朝突然に観たくなったので観た。

1986年公開のアメリカの青春コメディ映画なのだが、
これまで何度観たか、ってくらい好きな作品だ。

VHSからLD、DVD、そして今回はBlu-ray…何度買い直させるのだ。

因って、前回dvd時にぶろぐを書いたので(約13年前)、
今回はブルーレイを観たってことでぶろぐ書くことにしました。

読み較べてみても面白いかも…?(w↓👓👓

「フェリスはある朝突然に」2006年8月 9日(水)ver.


物語は高校生のフェリス(マシュー・ブロデリック)が学校をサボって恋人スローアン(ミア・サーラ)と友達キャメロン(アラン・ラック)と共にドライヴ。

彼のサボりを嗅ぎつけた校長をあらゆる手法で出し抜き、
まんまとハッピーでラッキーな一日を過ごすというシンプルな作品だ。

けどね、単純なんだけど結構緻密に練られた映画で、
よく出来てるなぁ~と、案外今観た方が感心することが多い

演出面も善くて、譬えば急いで廊下を走る校長が、
各教室のドアの前だけゆっくり歩くシーンとか、
コメディであり、彼の生真面目さだったり、威厳を保とうとするキャラ設定だったり、
色んな情報を同時に伝えていたりする

この巧みさよ…。

また、校長だけでなく、
誰からも愛される人気者の兄に嫉妬を抱く妹というのを出して、
単なるおっかけっこみたいにならないようにしてあるのも巧い。

他にも、ときたまみせるフェリスのカメラ目線が絶妙で巧い。(タイミングとか"間"とか)

嗚呼、この巧みさよ…。


あと、球場で手に入れたホームランボールがラストシーンで活きるとか、
実は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の翌年の作品だから、その辺を意識してたのかな、とかちょっと感じましたね。

この物語の一番の盛り上がりはパレードのシーンだったりしますが、
その辺はいつ観ても大興奮します。
今観るとまるで"フラッシュモブ"みたいですやん!!(w

そして父親が苦手のキャメロンがこの日をきっかけに自らと向き合う決意をします。
それがまた笑えるけどちょっと泣ける…。

そんな感じで最高に青春を感じる映画なのです。

余談ですが、
最後に出て来るヤク中のチャーリー・シーンがやたらかっこいいのと、
この監督がこの後「ホームアローン」で大ヒット飛ばしますが、それもこの作品がベースにあります。

メッセージはシンプルで、
「人生はなにをするかでなくて、何をしないかだ」というセリフにあらわされるように、
人生は短いからこそ思う存分に愉しもう、ってこと。

そうです。
「書を捨てよ町へ出よう」と云っているのです。

寺山修司のこのことばが海の向こうに届いていたかは判りませんが、
やはり若者へのメッセージとしてこのテの言葉は普遍的なのかも知れませんね。

けれど、観てる間は当時の気持ちに戻れる映画ですので、
存分にあなたの青春をダブらせてみては如何でしょう。

やっぱり、今も傑作でした。


p.s.dvdに付いてたジョン・ヒューズのオーディオ・コメンタリーが収録されてなかったので、「今度こそ字幕付きで観れるかも」と想ってたのに残念じゃ。
わざわざ買い直す必要あったんかな?(w

あと、Amazonとかで検索すると「Save Ferris Tシャツ」とか出て来るのが笑えた。やっぱやけに人気のある作品だったのだな、と再確認。…俺以外好きな奴知らんけどな。(w

 

 

 




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2019年6月29日 (土)

未来のミライ

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細田守監督の映画『未来のミライ』(2018年/邦)を観る。

前作バケモノの子は途中から5分くらい観ては停止したりを繰り返してなんとか最後まで観終えるのに2年くらいかかってしまいましたが、
今回は3ヶ月くらいで観れました(w

細田守監督と云えば、『サマーウォーズ』辺りは本当に結構気に入ってたんですが、
はっきり云ってここ2作は駄作続きです。

映像はめちゃくちゃ綺麗で、アニメーションとしてはもう相当なレベルの高さなんですけどね。

ただ、それだけ。。

4歳くらいの男の子が主人公で、
或る日、生まれたばかりの妹・ミライちゃんを抱いた両親が帰宅する。
そこで涙を目に浮かべて母親に抱き着く男の子が「淋しかった…」とひと言…、
これがこの映画の駄目な部分の総てでしょう。

僕はもうこのシーンで一旦、再生を止めました。

男の子の表情とか空気で充分伝わっているのに、
いちいち「淋しかった」とかのセリフはいらんっちゅうねん。

とにかくいちいち説明しないと不安なのか、
このテのセリフがやたら多い。
(後半でも笑いながら「可笑しい…」とか云ってるとこもあったくらい…)

男の子がやたら「好きくない!」なんて云うのもウザいのですが、
それもわざわざセリフ化してるから観ててイラつくんですよね。

子どものワガママとか描いてる場面だから、という意味では判るんですけど、
そもそも子どもの感情ってそんなに言語化しない(できない)ものな気がするんですよ。

けど、わざわざ毎回毎回「好きくない」を放り込まれても、
人物の態度とか観てると判るわけだし、
画で判らせろよ、と。

それが演出ちゃうんかい。

あとは、細かいこと云い出したらキリがないので、
ざっくり書くと、
未来から来た高校生くらいのミライちゃんがどうやって来たのかとか、
動機も含めてイマイチ腑に落ちないし、
そのほかのタイムトラベルでひいお爺さんや昔のお母さんに逢ったりするのもなんか説明されんことにはこっちはずーっとポカーンと観るしかない。

最後の方で未来にタイムトラベルするシーンはちょっとシュールな短篇映画ぽくて善かったですが、
観るに値したのはその場面くらいで、未来でミライちゃんの身に何かがあって、こちらに来たわけでないのが最後まで致命傷で、
そのうえで家族の連鎖を説かれたところで、特に感動するとか、それ以前に理解することすら出来ず、
何一つ伝わって来るものがなかった。

先に触れたセリフの説明臭さから云って、
音だけ聴いて観てもよかった気がします。
(そしたら唯一のこの作品の魅力である映像が愉しめないという矛盾になりますが…)

この監督は、未来の世界とかネット世界なんかを描いた方がいいですね、次は。

現実世界、特に人間や親子関係みたいなのをテーマにするのはもう浅い底が観えてますんで。

 




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2019年6月28日 (金)

ポランスキーの欲望の館

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ロマン・ポランスキー監督(変態)『ポランスキーの欲望の館』(1972年/イタリア・フランス・西ドイツ)を観る。

映画の冒頭、イタリアのリヴィエラでヒッチハイク旅をするアメリカ人女性がなんとか崖下の大別荘へ逃げ込む。

しかし、そこは異常性癖者が集う奇妙な館だった。

簡単にいうと、治安が最悪の街から逃げ込んだところがキチガイだらけの屋敷で、
そこで数日暮らすことになりました、ってお話し。

そういえば『凪のお暇』がドラマ化されますが、
この映画の主役のシドニー・ロームのボサボサ頭とキュートな顔面とか凪に似てる、とか、
あと、広い意味での設定なんかこの映画っぽいですね。
 
そういう記憶がリンクしてわざわざ今頃観ようと想ったのかも知れません。


エロティシズムとブラックユーモアなんて感じで語られるタイプの映画ですが、
全篇、とにかくシュールで、摩訶不思議な世界観を放っています。

めちゃくちゃ当時のことを調べないと判らないと想うのですが、
おそらくは当時の社会情勢とかそういうのをうまくメタファーとして取り込んである気がしなくもありません。

そういう部分が"ブラック・ユーモア"なんて表現になっているのではないか、と。

ただ、こんなにも破綻した映画なのに、違和感なくずーっと観させるのがとにかく凄いです。

内容こそ荒唐無稽だけど、映画としては完全に成立していて、
その辺りが逆に今観ても斬新だな、と。

あまりカット割りせずに長廻しで撮っているのもこういう不思議な空気を生んでていいなぁ、というのが感想の全部かも。


原題『che?』(何?)だとラストシーンで「ああ!なるほど!」となるのですが、
邦題だとなんかピンとこないっていうのもあったりします。(邦題で「何?」なんてつけるのもセンスないし、難しいところ)

ただ、全体通して個人的には物凄く映画の映画たる存在感を感じる作品でした。

ひとに薦めるかどうかだと薦めないですけど、
わりと本気で映画に芸術性を求めるタイプのひとには絶対にオススメです。

個人的にはシドニー・ロームの左足にずっと水色のペンキが塗られたままの後半は画面に釘付けでした。

右脳だけで観たらいいかも知れませんね、この作品は。




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2019年6月27日 (木)

哀しみのアダージョ(彼と彼女のソネット)

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エルザのアルバム『L'essential1986-1993(哀しみのアダージョ~ベスト・オブ・エルザ)』を聴く。

エルザといえばあまりにも有名な『哀しみのアダージョ(彼と彼女のソネット)』ですが、
名曲なのは間違いないとはいえ、
何故にここまで日本でやたらにカヴァーされるのでしょうね。

凄く郷愁感あるメロディだといわれますが、
結構、外国語の歌詞でも歌い易いってのもポイントかなぁ、と。

あと、邦題も興味ひくいいタイトルになっている気がします。

ファンらのように「タンバパ」とか呼んでたら世間から途端に「マイアヒ」扱いされて、記憶の彼方に消されていたことでしょう。

ちなみにこのアルバムでは英語バージョン、イタリア語バージョン、スペイン語バージョン、更に1997年リミックス・バージョンなどが収録されていて、
終盤にはタンバパ飽きしてくるのが面白かったりします。




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2019年6月26日 (水)

自由への叫び

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アレアのアルバム『自由への叫び』を聴く。

1973年のデヴューアルバムですが、
何回も紙ジャケ化されておりまして、
今回はBSCD2で「自由への叫び」と「ツェッペリン号の崩壊」のシングル・エディット・ヴァージョンがボーナストラックで収録されてたので、
泣く泣く買い直しを図りました。

AREA OPEN PROJECT名義で再結成し、5月に来日したのがきっかけとは云え、
プログレ界の節操無い「適当な理由をつけて」の紙ジャケ化はしんどいのだが、
リマスタリングも2019年であることを踏まえると、現時点では一番の買い頃と云えよう。
(※2011年のSHM-CD盤は3300円するわりにボートラ無いのでこちらがオススメ)

Jiyuuenosakebi2

緻密な変拍子と即興・実験性を存分に堪能できた。

歌詞が共産主義ぽくてあまり好きではないが、
デメトリオ・ストラトスの歌唱力・表現力があればそんなこた関係ないに等しい。

音質も随分と善くなってて、滅茶苦茶気持ち善いかも…。

ジャズ要素の部分が想ってたより骨格になってたことも再確認出来ました。

このアルバムはまさにイタリアン・ブログレの傑作ですね。

 




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2019年6月25日 (火)

特製チーズスパゲティ[観音屋CAFE]

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元町商店街中半にあります『DENMARK CHEESE CAKE&フォンデュ 観音屋CAFE』さんへ。

とにかくチーズケーキが有名な店ですが、
他の「観音屋」さんへは行ったことがありますが、
なんと愕いたことに俺ともあろう男がこちらのお店は初の来店となります。

何故、今まで行かなかったのかは判りませんが、
店内の雰囲気とかなかなか落ち着くし、
メニューも豊富でたいそう気入りました。

只、今回は変な時間帯に行ったこともあってか、
諸事情でトーストとピザが切れてまして、仕方なくスパゲティーに注文変更することに。

Img_0072

店員さんのオススメでした「特製チーズスパゲティー」ですが、
昔の喫茶店風でありながら、チーズたっぷりで絶品でした。

焦げ目みたいな部分も良い感じにスパゲティーの味を盛り上げてました。

店内に大きな観音様が仏壇に飾られてありますので、
帰りに拝んで帰りました。

アーメン。


ウヂュラン評価:★★★

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2019年6月24日 (月)

豚バラ煮込みカレー[シチリア料理La Famiglia]

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ファイナル・シーズンも絶好調のランパス探検隊は、
『シチリア料理ラファミリア』(下山手3)さんへ。

ランパスでおなじみの『紅宝石』のめちゃ近くなので、
それを知ってりゃもっと判り易かったです。

2年前に一度掲載された時には諸事情で行けなかったので、
今回のリベンジは大変嬉しく想いました。

Lafamigliacurry20190624

豚バラ煮込みカレーは、柔らかな豚バラとフライドオニオンたっぷりのカレーでしたが、
案外ピリっと辛くて濃いめの味が好きなので気に入りました。

これは他のメニューも試したくなる一店ですね。

イタリアの食堂ぽい雰囲気がなかなか食をそそるのもいい感じでした。


ウヂュラン評価:★★

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Karakan20190624



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2019年6月23日 (日)

王様ランキング(4)

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十日草輔の漫画『王様ランキング』第4巻を読む。
(※ちなみに3巻の時はぶろぐ的にはスルーしました。毎回書くには期間が短すぎて同じような内容なるし)

ネタバレを避けてボヤっと書きますが、
ボッジが冥府の王と対面し、強くなるため修行するのが3巻で、
この4巻では滅茶苦茶強くなったボッジがみられます。

この展開のスピーディさがわりと意外でして、
あとはボッジとは別に動く他の登場人物の動向が気になります。

今のところ物語の進行上、(1巻と2巻)、(3巻と4巻)の2冊ずつ読むのがベストな気がします。(参考マデ)

それにしても世界観がやっぱ特異で、
何故、魔法は無いのか?とかちょっと今頃気になってたりしてます。

もしかしたら今後そのような設定が出て来たりするやも知れませんが、
あらゆる可能性を期待出来そうでこれからも読んで行きたいな、とあらためて感じた次第です。

 

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2019年6月22日 (土)

ベリスティック

Klausschulezelive

クラウス・シュルツェのアルバム『ライヴ』を聴く。

ムーンドーン』('76)発表期のベルリン公演と、
『デューン』('79)発表期のアムステルダム、パリ公演を収録した2枚組です。

さらっと収録曲とか観ると、
全4曲(+ボーナストラック1曲)ですけども、
2曲目なんかは51分もあるので、音のボリュウムは相当なものです。(w

アナログ・シンセの不安定さをものともせずに操り、
7拍子と4拍子のポリリズムの上にシンセ音をドローイングしていくかのような緊迫感、
最高にグルーヴを感じます。

このテの音楽の歴史を知る上でも貴重なライヴ音源でしょう。




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2019年6月21日 (金)

オリジナルズ

Princeoriginals

プリンスのアルバム『オリジナルズ』を聴く。

没後、かつての『パープルレイン』への回帰でしか彼の音楽を世間に認知させることができないまま、
先頃『レイヴ完全盤』(※総て持ってるので流石に今のところ買い直しせず)なんて妙に昔に限定発売されてたようなレアなアルバムを出してみたりしながら、
やはり今回も'80年代の過去作品を懐古するアルバムであります。

こういう彼の死後のリリース作品を観ると、
殿下が如何に作品リリースに対しての主導権を握っていたのかが伺える混乱ぶりを感じます。

ただ、このアルバムはちょっと違う。

確かに今の時代の音じゃないし、
殿下ならばリリースするわけないような曲ばかりですが、
かつて他のアーティストに提供して来た楽曲のプリンス・ヴァージョンとあって、
'80年代プリンスの隠された1枚といった趣があります。

バングルスやシーラ・E、ヴァニティ6、ザ・タイムなど、
殿下のそういった作品を探していた時期が憶い出され懐かしいです。

けど、なんだかんだでシンニード・オコナーの「愛の哀しみ」が一番のヒット曲なんですな。

ほんと、なんだかんだでかつてプリンスと呼ばれた男の死後アルバムとしてはオススメの1枚です。

 




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2019年6月20日 (木)

芸能人寛容論-テレビの中のわだかまり-

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武田砂鉄氏の『芸能人寛容論-テレビの中のわだかまり-』(青弓社)を読む。

丁度2年前に書店で見つけてその場で気に入り、
買って帰ったものの、じきに積み本と化していましたが、
たまたま片付けしてた時に目に入り、チラ読みしたらこの面白さ。

もっとすぐに読んでおけばよかった、なんて想いながらも、
今のタイミングが自分にとって善かった気もします。

もともと「cakes」連載のコラムだそうですが、
まずは文章がしっかりしてあるのと、内容に深みがあるのがすごくいい。
(※シンプルに頭の善いひとの文章です。)

僕はこのテのコラムは喫茶店のメニューみたいに考えているのですが、
譬えば、ナンシー関が美味しいサンドイッチ系として、
この武田砂鉄氏のコラムは昔ながらのナポリタンって感じですね。

小腹が空いて食べるというよりも、も少しガッツリ系。

かといって晩飯ほどでもないという軽食感。

内容はさまざまな気になる(気にならない場合も多いけど)芸能人についての考察と、
その存在認識ともとれる愛のある毒舌が巧みに語られます。

譬えば、「やっぱりEXILEと向き合えないアナタへ」では、
EXILEを"ヤンキー的絆産業"と分析し、
「高橋ジョージのリーゼント・ハラスメント」では男の文脈によるロックンロールの誤用を指摘する。

どれも腑に落ちる内容なので、
タイトルだけでも全部記載したいところだが、さすがにそれは面倒臭いので書店でパラパラしてみて下さい。(w

個人的には「水原希子は巨大仏である」や、
「なぜ小堺一機は語られないのか」での「ごきげんよう」の分析などが気に入ったりしましたかね。

紗栄子、堀北真希、吉田羊、星野源、からSEKAI NO OWARI、ファンキー加藤、
YUKI、aiko、神田うの、宮﨑あおい、吉田羊、SAM、などなど、
好きなタレントが書かれてある項を読むとそのファンらから如何にもバッシングされそうな著作ですが、
たぶんそれに負けないくらいの強い覚悟で書かれた渾身の一冊だと感じました。

僕みたいに「芸能人に憧れていない」貴方にはオススメの一冊です。(w




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